「レストラン」のストーリー

ハドソン川をはさんでマンハッタンを臨むニュージャージー州ホーボーケン。25歳のクリス(エイドリアン・ブロディ)はレストランのバーテンダーとして働きながら劇作家を目指す日々。クリスと1年半前に別れた恋人レスリー(ローリン・ヒル)は、クリスの同僚で俳優の卵のケニー(サイモン・B・デニー)と付き合うはじめ、クリスは彼女を責めながら自己嫌悪に陥る。あげくはクリスがレスリーとの別れを描いた芝居の主役によりによってケニーが選ばれてしまった。レストランでこれを聞いてケニーにつかみかかるクリスだが、これがきっかけでその場にいた黒人歌手を目指すキュートな新人ジャニーン(エリス・ニール)と急接近。交際をはじめるふたりだが、レストラン内部での人種差別問題が起こり、クリスは芝居の結末も書けないという事態になり、ジャニーンは思いがけずクリスの元恋人のレスリーと鉢合わせしたこともあってふたりはうまくいかなくなる。レスリーはクリスに結婚することを伝え、ふたりはきれいに関係に終止符を打ち、クリスはなんとか脚本を書き上げて自分がジャニーンと一緒にいたいことを改めて知る。レストランでの差別問題は尾を引き、仲間のレゲエが殺されるという事件まで起こった。そんななかでクリスは下働きの黒人に挑発されてつい差別発言をしてしまい、自分の中に巣食う偏見と向き合い、慚愧の念に耐えない。レゲエの葬式でクリスはジャニーンと再会し、ふたりの明日に思いをはせるのだった。

今日は映画何の日?

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