「守ってあげたい!」のストーリー

安西サラサは、したいことが見つからない今時の20歳の女の子。ある日、彼氏の浮気現場を目撃した彼女は、ほんの好奇心から自衛隊に入隊してしまう。ところが、彼女が配属された教育隊3班は、ミリタリーおたくの京子や自衛隊員を父に持ち花嫁修業の為に入隊した衛子、ご令嬢の鳥子、いじめられっ子のひろみ、元レディースの景子、そして女子プロ崩れのゆかりらが集められた落ちこぼれ班。しかも、班長のあやめは訓練中に隊員を死なせたという噂がつきまとう「鬼」だった。そんな班長の下、超厳しい訓練に耐えるサラサたち。しかし、初めは不満たらたらだった彼女たちも次第に意地を見せ始め、誰もリタイアすることなく最終訓練まで生き残る。だが、最終訓練はコンパスと地図だけを頼りに、広大な富士演習場で繰り広げられるコンパス行進訓練だった。一番を取って汚名返上を狙う3班の面々。彼女たちはあやめとわざと別れ行進を続けるが、途中、土砂降りの雨に見舞われ道に迷ってしまったばかりか、土砂崩れの現場に遭遇してしまう。だが、3班は誰ひとりとして逃げ出さず、自衛隊員として生き埋めになった人たちの救助に努めるのだった……。それから数日後、教育隊宿舎前に、任期を修了し心身共に成長したサラサたちの姿があった。

今日は映画何の日?

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