「TOKYO G.P.」のストーリー

ビッグシティ・TOKYO。クラブに集う仲間のひとり・PLATIMUMの女が何者かに誘拐され、彼女の命と引き換えに、CD-ROMを隠したテディベアを新宿の廃病院から東京タワーの展望台まで、行く手を阻む敵の攻撃をかわしながら夜明けまでに届けることになったHIRφとZEEBRAと仲間たち。だが、これは謎の黒幕によって仕組まれたゲームで、その全容は大金をベットし興奮する客たちのもとに同時中継されていた。さて、病院から首尾良くテディベアをゲットしたHIRφとZEEBRAたちだったが、新宿のカラス軍団、渋谷のオオカミ軍団、六本木のトラ軍団たちの攻撃に、HARU、リオ、純が次々に殺されていく。そんな中、東京タワーに到着したHIRφとZEEBRAは、ゲームの黒幕で六本木の街を支配しようと企む西田兄弟と対峙する。西田兄弟と激しい銃撃戦を展開するHIRφとZEEBRA。追いつめられたふたりは、果敢にも敵の中へ突進していくのであった。翌朝、東京タワー展望台の一角で、累々と横たわる西田一派の遺体と共に、命果てたHIRφとZEEBRAの遺体が発見された。