「キューティーガール 美少女ボウラー危機一発」のストーリー

時は20××年、近未来の日本。日本経済は悪化の一途をたどり、現在の我々を苦しめている不況は、さらに苛烈なものとなっていた。荒みきった世相を反映し、賭けボウリングが大流行。その広範かつ強力な流行ぶりに恐れをなした日本政府は、「賭博ボウリング禁止法」を施行する。とある街で一番のボウリングチームは、伊達珠樹(濱田のり子)率いる「キングピンズ」。彼女たちの狙いはボウリングのカジノ化で、政府が条例を施行する日を虎視眈々とうかがっている。一方、街にはもう1つのボウリングチームが存在した。水巻夏海(桜木睦子)、井上淳子(浅田好未)、 相田真琴(宇恵さやか)ら、とびきりの美少女ばかりを取りそろえた「オールウェイズ」。チームの創設者は、伝説の名ボウラーにして、日本人初の世界リーガー、ジョージ黒岩(山下真司)。しかし彼は、実の娘に裏切られてから酒浸りの日々を送っていた。ある日、ジョージは街で強烈な光景を目にする。サラリーマンに因縁をつけられていた少女が、その男にボウリング玉を投げつけたのだ。ボウリング玉には、赤いさそりの紋章が刻み込まれていた。あどけない顔立ちに底知れぬ影を秘めた少女の名は、マイ(小倉優子)。彼女との出会いによって、ジョージのなかで何かが変わった。失いかけていた闘争心を再び燃え立たせ、マイや「オールウェイズ」のメンバーと共に、「キングピンズ」の魔の手に立ち向かうことを心に決める。そして、闘いの幕は切って落とされた。壮絶な闘いのさなか、謎めいた少女(眞鍋かをり)がマイたちの前に現れる……。

今日は映画何の日?

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