さすらいの人々のストーリー

「さすらいの人々」のストーリー

俳優キーンは息子ベニーをニューヨークに残して旅興業に出て廻り廻って西部鉱山プレッサー・ヴァレイに着き、そこに留まって町の評判娘サルと結婚した。ペニーは父恋しさに遥々遠路を嫌わず西部に来た。サルに片恋を抱いていた鉱山監督マッグレガーはサルの結婚と共に我恋を諦めベニーと友人になた。サルと結婚すると間もなくキーンは酒と賭博に身を持ちくずしインチキ師のオスナーに金を巻き上げられているばかりだった。サルは夫の身を案じて色々と手を尽くしたが更にその甲斐もなく、オスナーは情婦と諜し合わせて泥酔したキーンを仲間に入れ、鉱山の金塊を奪い犯跡をくらますために建物を爆破した。危うく冤罪を被ろうとしたキーンは伜ベニーの言に助けられ猛然奮起してオスナーの跡を追い大格闘の末彼を倒し金塊を取り戻して名誉を回復し家庭の平和も再び復った。