「サタンバグ」のストーリー

ホフマン博士(リチャード・ベースハート)は、アメリカ全土を1週間で死滅させるほどの細菌「サタンバグ」を発明した。それを国防総省に報告して数日後何者かによって盗まれた。早速極秘裡に調査隊が組織された。隊長の“将軍”(ダナ・アンドリュース)はかって研究所にいたバレット(ジョージ・マハリス)らを調査隊にいれた。彼はタフで敏捷、将軍の娘アン(アン・フランシス)と恋仲だ。バレットとアンは意外に早く事件の糸口をつかんだが、犯人らしい2人組みに逆に捕まってしまった。実はその2人の上にエインズリという男がいた。そしてこの男こそホフマン博士だったのだ。全地球の征服を夢みる男だったのだ。それに気づいたときはすでに遅く砂漠の真中に監禁された。エインズリは将軍に取り引きを申し入れ、聞かなければ、菌を爆発させると警告していた。市民は恐怖の底におとされ、安全な地区へ避難をはじめた。人通りの絶えた街で調査隊や警官のサタンバグ探しがはじまった。手がかりはたった1つ、エインズリの隠れ家から発見された紙片。それにはダイヤモンドが落書きされていた。苦慮熟考の末、ダイヤが野球場であると見破り、スタンド裏の売店から時限装置つきのボツリン菌が発見された。その頃、エインズリの手に握られたサタンバグはヘリコプターにあった。その中にはバレットがその計画実行を目撃させられるため、同乗させられていたが、スキをみてサタンバグをうばった。肝を冷やす死闘であった。サタンバグを奪われて観念したエインズリは、一瞬大空に身をおどらせたのだった。

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