「がんばれ!ベアーズ/ニュー・シーズン」のストーリー

元メジャーリーガーだが今は害虫駆除で日銭を稼いでいるアル中の男、モリス・バターメイカー(ビリー・ボブ・ソーントン)が、女性弁護士リズ・ホワイトウッド(マーシャ・ゲイ・ハーデン)からの招きで、リーグ最下位の少年野球チーム、ベアーズの新任コーチとしてグラウンドにやってきた。しかし落ちこぼればかりのベアーズの面々は、絶望的な野球の腕前。シーズン開幕戦で、レイ・ブロック(グレッグ・キニア)率いるエリート集団ヤンキースにボロ負けしてしまう。前途多難のベアーズのため、バターメイカーは別れた妻との間に生まれた豪速球投手の娘、アマンダ(サミー・ケイン・クラフト)をチームに誘う。最初は拒否したアマンダだったが、父親の寂しそうな姿に心を動かされ、入団。さらに、野球の才能がある街で有名な不良のケリー(ジェフリー・デイヴィス)もチームに入り、ベアーズの快進撃が始まる。やがて宿敵ヤンキースとの決勝戦に進出。最初は勝利に固執していたバターメイカーだったが、リードで迎えた最終回、彼は今まで目立たなかった選手たちに活躍の機会を与える。その結果、ヤンキースに逆転されてしまい、一点差で優勝は取り逃がすものの、メンバーたちはみんな上機嫌で試合を終えるのだった。