「冬の幽霊たち ウィンターゴースト」のストーリー

真冬の夕張に、季節外れの幽霊たちが出現した。この事態に、市役所や警察は大騒ぎ。しかし当の幽霊たちは、出現場所や容姿、形態こそ様々だが、住民に危害を加えるでもなく、むしろ次第に生活の一部として受け入れられるようになっていくのだった。やがて、市役所の調べで彼らが出現から6日目に消えることが判明した。そして6日目、人々は別れを惜しみ、さよならパーティを催す。翌日、果たして幽霊たちはその姿を消した。夕張の人々の心に温かい気持ちを残して。