「さよなら。いつかわかること」のストーリー

シカゴのホームセンターで働いているスタンレー・フィリップス(ジョン・キューザック)の家族は、12歳とは思えないほどしっかりしている長女・ハイディ(シェラン・オキーフ)と、次女のドーン(グレイシー・ベドナルジク)、そして陸軍の軍曹で現在イラクに単身赴任中の妻・グレイス(ダナ・リン・ギルホレー)。ハイディは父のいない時にこっそり戦争のニュースを見ており、ドーンは、毎日母親と同じ時間にお互いのことを想うという約束を守っている。スタンレーは母親を恋しがる子供たちとなかなかうまく接することができず、ぎこちなく食卓を囲む日々が続いていた。そんなある日、グレイスが亡くなったという一報がスタンレーに届く。スタンレーは突然の訃報に途方に暮れ、幼い子供たちにどう伝えたらよいか分からないまま、2人を外食に連れ出す。しかし、どうしても真実を告げることができず、衝動的にドーンが以前から行きたがっていたフロリダの遊園地まで車で行くことにする。無邪気に喜びはしゃぎまわるドーンとは対照的に、ハイディはそんな父親の突然の行動を訝しがった。夜中、スタンレーはこっそり自宅に電話をし、妻の声で録音されている留守番電話の応答メッセージを聞く。その後、畑でロードレースごっこをし、ホテルのプールで遊び、ショッピングを楽しみながら、フロリダまでの時間を共に過ごすことで3人は徐々に絆を深めていった。そして、遊園地で至福の時を過ごした後、覚悟を決めたスタンレーは2人を連れて浜辺に向かった……。

今日は映画何の日?

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