「消防隊」のストーリー

消防隊の小頭オニールには、ジョー、ジム、テリーという3人の男の子があった。彼は息子3人を己れと同じく消防夫にした。消防隊の出初め式のあったとき、テリーはこれを見物にきていたヘレンと相知って、互いに想い想はるる仲となったが、ヘレンの父はこれを喜ばなかった。時に船梁に火事が起こってジムはその消防中に殉職し、ジョーも間もなく死んでしまった。消防隊ではこの大火の原因を建築の粗悪と白眼んで建築家のウェインライトに警告し、今後の慎重さを希望した、ヘレンの父コーウィンは市の有力者であってウェインライトの相談相手であったが。こんど市に大孤児院を設立することとなり、ウェインライトに建築を一任した。その開院式後、間もなく消防隊長はこの2人のために除隊になった。隊長はテリーにこの孤児院建築にまつはる秘密を探らせる。テリーは探索の結果、この建物ははなはだ粗末なもので、コーウィンとウェインライトとがそれによって私腹を肥やしたものなることを発見に及んだ。やがて失火に禍されて、孤児院が類焼に遭う日がめぐってきた。この時、テリーは父と共に現場に駈けつけて目醒しい働きをし孤児を救った。この大火の後、一度去らされた隊長も再びその職に帰ってき、消防隊は表彰され、テリーは名誉の賞牌を受け面目を施した。

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