「サイクロプスの涙」のストーリー

医師タケル(河合龍之介)は、植物状態の少女に恋していた。リュウ(河村竜也)は、殺人を犯したと言って自首する。しかし殺人現場には死体がなく、争った形跡も発見されなかった。警察が事件を隠そうとしていると思ったリュウは、憤慨し、暴れ出す。リュウは精神科に送られ、措置入院を受けることになる。リュウは、自分は病気ではないと主張する。しかし誰も取り合ってくれず、担当看護師の杏奈(珠木ゆかり)だけが話し相手となる。やがてリュウは、自分の中に未来の記憶があると言い出す。杏奈もそれは信じようとしなかったが、ある日、リュウの予言通りの事件が発生する。リュウは事件の騒ぎに紛れて、病院を脱出する。リュウを病院に連れ戻そうと行方を追ってきた杏奈は、次々と起こる不思議な出来事に彼の予言を信じるようになり、2人で未来の殺人事件の真相を探りに行く。