「まなざしの旅 土本典昭と大津幸四郎」のストーリー

「水俣 患者さんとその世界」、「不知火海」など水俣病のドキュメンタリーを作り続けたドキュメンタリー作家・土本典昭と、活動家・滝田修を追った「パルチザン前史」や水俣シリーズで土本を支えたカメラマン・大津幸四郎。ドキュメンタリーにおける“まなざしの在り方”を問い続けた2人の映画人の業績をたどる。映画美学校での受講生による大津へのインタビューと、生前に様々な形で記録された土本の証言、1960年代からそれぞれの時代の映画作品の引用を組み合わせ、2人の映画人が孤高の映画に到達するまでを描く。