「スター誕生(1976)」のストーリー

ジョン(クリス・クリストファーソン)は、ロック界のスーパースター。最近うまくいかない彼は、安クラブでエスター(バーブラ・ストライサンド)のすばらしいステージを発見する。翌日、ジョンはコンサートで酔いどれメチャメチャにしてしまい、傷を負い、エスターとははぐれ、財政的危機にも追い込まれてしまった。公演のキャンセルは続き、あの公演の損害賠償をと、関係者はジョンの邸に集まる。そこへ放送局がヘリコプターよりインタビューを求めるが、怒ったジョンは発砲してしまった。後日謝罪に局を訪れたジョンは、エスターと再会する。家財道具も何もないジョンの邸で、愛を確認し合う2人。ジョンは彼女のために曲を作る。そしてある日、ジョンは自分のコンサートで、観客に彼女を紹介し、コンサートは大成功。マスコミは連日、彼女を追い、レコードは売れ、全国巡演も決定した。2人は結婚する。グラミー賞発表の日が来た。受賞するエスター。今や2人の人気は逆転していた。式のステージに酔ったジョンが上がり、彼女をほめたたえ、自分を卑下する。今や大スターのエスターにとってジョンは邪魔な存在だ。人々はそういい、ジョンは気づくが、エスターはわからない。2人は愛し合っているのだ。ある日、ジョンはフェラーリに乗って死ぬ。自殺? そして数日後彼を追悼するコンサートが催され、偉大な歌手ジョンの死を一流ロック・グループが惜しんだ。静かにイントロが流れ、悲しみからまだ立ち上がれないエスターの歌が流れてくる。愛しいジョンのあの想い出の歌が、今満員の聴衆の中にも大きくひろがっていった。

今日は映画何の日?

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