「西部スピード大王」のストーリー

大牧場の持ち主ストッラトン・はフランスへ旅行して帰ってきた。汽車の窓から外を眺めていると愛馬トニーが大勢のカウボーイに追い回されていた。彼は疾走中の列車から飛び降りてトニーを救い調べてみると自分の牧場は他人のものとなり妙齢の美人が持ち主としておさまっていつ。彼は大いに驚いたがどうにもならない。やむを得ずそこへや雇われる身となる。ところが前から雇われていた大勢のカウボーイ立ちは実は悪漢団で団長の指示により件の美人をだしに使い、牧場を乗っ取ることを企てていたのである。そしてストラットンが邪魔になるので彼を殺そうとした。ストラットンは彼等の悪計に陥って死んだと見せかけ、遠く逃れて町の役人に訴え出た。役人は部下を率いて牧場へ駆けつけたが、その時すでに遅く悪漢団は美人をさらって逃げ山中の隠れ家へ彼女を幽閉した。そこへ一人乗りつけたストラットンは悪戦苦闘の後、悪漢どもを退治して美人を救った。牧場は再び彼の手に戻りその上、彼は美人と結婚した。