「嵐の季節(1961)」のストーリー

喧嘩で兄を殺した農家の次男坊グレン(エルヴィス・プレスリー)は、執行猶予となって伯父ロルフの家に預けられた。強壮剤製造を業とするロルフにはノリーンと呼ぶ娘がいる。子持ちだが相手はどこの馬の骨かわからない。仮保釈中のグレンは、女精神科医アイリン(ホープ・ラング)の許へ通わなければならない。彼が文学青年だと知るや、アイリンは大学に進んで作家になれと勧める。そのアイリンには旧い恋人フィルがいる。金持ちの弁護士で、政治家でもある。アイリンはフィルが病妻と離婚すれば、結婚してもいいと考えている。フィルの息子クリフは心臓が悪いくせに酒飲みだ。グレンにはガール・フレンドのベティがいるが、彼女の父はグレンを嫌い、家へ寄せつけない。くさたグレンはふとしたはずみにノリーンと関係を結んでしまった。ロルフはグレンにノリーン結婚すれば、商売の仲間入りをさせてやるという。グレンは家を飛び出し、ベティに一緒に逃げてくれと頼むが、彼女はグレンを解いてワイリンの許に相談に行かせた。一方ロルフは執行猶予中に失踪したグレンを警察に訴えようとするが、アイリンやフィルの尽力で事なきを得た。その後、アイリンはギャレージで働く身となったグレンをある学者に紹介してやる。その帰途、2人は嵐に遭ってモテルに駈け込み、女と泊まりに来ていたクリフに見つかってしまう。グレンとアイリンが怪しいという噂が立った。グレンはアイリンに求婚するが、フィルがいるため、彼女はグレンの愛に応えることが出来ない。自暴自棄のグレンはクリフを殴りつけ、クリフが死んだためグレンは殺人罪に問われた。しかし、アイリンの努力で死因は心臓マヒだと証明され、無罪となった。まもなく彼の短篇小説がアイリンの世話で雑誌に発表され、フィルの援助で大学に入った。

今日は映画何の日?

注目記事