「1930年フォックス・フォリース」のストーリー

道楽息子のコンラッド・スターリングはブロードウェイのレヴュー花形メリー・メーソンに恋している。だが彼の乱行は彼女を憤らせ、日曜日ごとの合いびきを拒絶される。一策を案じたコンラッドは伯父の別荘で、ひそかに大レヴュー宴を開くこととなり、メリーの一座の出演を契約する。一杯喰わされたメリーはその場所に来て初めて右の始末を発見し、なおさら憤慨する。偶然コンラッドの伯父が乗り込んで来て、いまだに止まらないコンラッドの乱行を立腹して勘当しようとする。しかるに一座の同じ花形のグロリアは伯父の愛妾であることが暴露し、大いにてれながらも終いにコンラッドとメリーの恋仲を許すこととなった。コンラッドの下僕アクセル・スヴェンソンを材木商の主人と間違えたことからグロリアとヴェラのさや当てなどもあったが、とど万座の衆は丸くおさまる。