「戦略泥棒作戦」のストーリー

太平洋戦争も終わりに近いハワイ。GIの関心事といえば美人看護婦とのデートのことばかり。中でも美人のモリー中尉(ポーラ・プレンティス)はデイトで引っぱりだこだ。マール中尉(ジム・ハットン)などには順番が回って来ない。そんなある日、マールは頭にファウル・ボールを受けてのびてしまった。この一件で野球チームはマールがたるんでいると評議一決。マールはロトハン島へ島流しされることになった。それを知ったモリーは、マールをなぐさめようと特別にデートに応じた。マールはロトハン島へ飛び立ったがそこは目下大騒動が持ち上がっていた。占領して8カ月になるのに、小林という日本人がただ1人帰順せず基地内に出没しては荒らすのだ。彼は頭がよくて勇敢だとか、全米兵4000人は手を焼いていた。一方、マールと交替にハワイへ行くはずだったモンク(ジャック・カーター)は、喜びの余りへまをやり、小林逮捕までハワイ行きはお預けになった。モンクとマールの2人はいろいろと手段を練ったがいずれも不成功に終わった。その頃、モリーは看護婦たちを引き連れてロトハン島へ到着した。悲観していたマールは、彼女にもう1度デートを申し込んだ。2人が車で島をめぐっていると計らずも小林の隠れ家に行き当たった。2人の説得で小林も帰順し、マールの任務も終了した。そしてマールとモリーの周囲には、ようやく楽しいムードが漂い始めた。

今日は映画何の日?

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