「未来警察 Future X-cops」のストーリー

2080年、マー博士が開発した太陽エネルギー運用システムが、世界をエネルギー危機から救っていた。その影響で損害を被った石油企業が博士の抹殺を計画する。警察官のチョウ・ジーハオ(アンディ・ラウ)には、同じ部署で働く妻メイリー(ファン・ビンビン)と娘チチ(シュー・チャオ)がいる。ある日、マー博士がサイボーグ暗殺団に狙われ、ジーハオは暗殺団リーダーのカーロン(ルイス・ファン)と死闘を繰り広げる。この闘いでメイリーが殉職し、カーロンの弟も命を落とす。カーロンは妻ペイナーをサイボーグにしてタイムスリップさせ、子供時代の博士の抹殺を目論む。その計画をつかんだ政府もジーハオをサイボーグ超人に改造して過去に送り込む。2020年、ジーハオはチチと暮らしながら警察官として働いている。署長のマー・ジンシャン(マイク・ハー)は彼を見守り、女性刑事シュエオー(バービー・スー)はジーハオに惹かれていく。チチの同級生フオ・ジンフアは、未来の道具で泥棒と闘うジーハオを目撃し、弟子入りを申し込む。失踪中の夫から離婚を告げられたジーハオの母シューイーは、失意から投身自殺を図るが、ジーハオたちに救われる。彼女に一目惚れしたマー署長は結婚を申し込む。ジーハオはシュエオーに真実を話し、期限付きで愛を交わす。マー署長とシューイーの結婚式の日、ジーハオはジンフアがマー博士であると気づく。カーロンたちが式場を襲う。ペイナーの手にかかったチチを救うため、ジーハオはサイボーグの動力源を放棄する。しかし自分がアンドロイドであることを知ったチチは、自分を犠牲にしてジーハオがサイボーグに戻るパワーを与える。ペイナーはシュエオーの運転する空中カーで殺される。暗殺団の弱点は心臓だと見抜いたジンフアの忠告で、ジーハオはカーロンに勝利する。期限が迫り、ジーハオはシュエオーに別れを告げ、未来に戻る。2082年、ある老女を訪ねて病院に通うジーハオの姿があった。