「メカス×ゲリン 往復書簡」のストーリー

2008年春、ゲリンの作品「工事中」の製作代表を務めたバルセロナ現代文化センターのキュレーター、ジョルディ・バリョーがホセ・ルイス・ゲリンに、アメリカの映画作家とのビデオ往復書簡を提案すると、彼はジョナス・メカスをその相手に選ぶ。彼らが初めて顔を合わせた様子はゲリンの「ゲスト」に収められている。第1書簡でゲリンが2009年にパリに降り立つ「ジョナス・メカスへの手紙1」から、ニューヨークのメカスの映像から2011年の東北大震災の映像へと変わる第9書簡「ジョナス・メカスへの手紙5」までに渡り、2人が映し出す日常が描かれる。