「FRACTURE」のストーリー

富裕な実業家クロフォードは、若き妻の浮気を知り、ある夜、自宅で、銃で妻を撃つ。妻は重症を負いつつも辛うじて一命を取りとめたが回復は困難な昏睡状態の中、公判が始まった。クロフォードの自白も、凶器と思われる銃もあり、検察側の勝利は鉄板と思われていた。被告は弁護士を使わず自分で弁護すると言い、検事局の若手のエース、ビーチャムこの“楽勝”の筈の事件を引き受けた。しかし、兇器と思われた銃からは弾が発射された痕跡がなく、妻の浮気相手がクロフォードを取り押さえた刑事だという事実が法廷で明らかになり、この刑事の取った自白は証拠と見做されなくなるなど、公判を維持するための証拠は次々に覆されてしまう。妻を撃ったに違いないのに、余裕綽々で若造検事を相手にゲームでも楽しんでいるかのような老獪なクロフォードに、次第に追いつめられるビーチャムだったが……。

今日は映画何の日?

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