「ブラウンの爆裂珍艦隊」のストーリー

アメリカ航空母艦サラトガ号の水兵ハンサム・カラハンはいつも自分がさも偉そうに吹き立て大風呂敷を拡げずにはいられない男だった。で、上陸の折友達は彼の上衣に赤ん坊の靴を1足入れておく、ハンサムが女給を口説いていると件の靴が現われて彼女はセンチになる。で彼は良い考えを思い付いてこの靴を種に女にキッカケを作ろうとするが1人もモノにならない。とヘレンという娘の操作する自動車にぶつかり早速ハンサムは例の手を用いる。がその靴は彼女が許婚のデュークに与えたものだったので彼女は自宅へ招待する、その途中彼は相変らずヘレンに海軍の士官たちはみんな知り合いだと吹き立てる。ヘレンの家へ到着すると彼はその堂々たる邸宅なのに気を呑まれて逃げ出そうとするが彼女は執事に命じて彼を引き止めておかせる。一方これもやはりそこは来ていたデュークはヘレンからハンサムの話を聞き手伝って彼を逃がそうとするが彼女は執事に命じて嫌がる彼を無理に止め祖父のファンズワース提督たちに紹介する。翌朝ハンサムが逃げ出そうとしているとき、前夜の客の中にスパイがいて機密書類を盗み飛行場へ向かったことがわかったので彼はそれを取り戻すべくスパイを追いかけまさに離陸しようとする飛行機へ乗り、空中でスパイをのす。しかし彼は操縦を知らないので飛行機は墜落しそうになる、で遂にパラシュートで飛び降りその朝行われる筈の爆撃演習の標的艦上に着く。そこへ爆弾が命中彼は海中へ吹き飛ばされるが自分の艦の乗組員に救助され菅倉に入れられる。やがれ提督の前に呼ばれるので叱られると思いきや、スパイを捕え書類を取り戻したのを褒められ1等兵曹に抜擢される。数年後、彼は南海のある島で東洋人の女と話ながら中国の赤ん坊の靴を見せ相変らずセンチ話をしていた。

今日は映画何の日?

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