「自由が丘で」のストーリー

クォン(ソ・ヨンファ)は以前勤めていた語学学校で、モリ(加瀬亮)からの分厚い封筒を受け取る。2 年前、語学学校の同僚だったクォンとモリは恋人同士だった。モリはクォンにプロポーズしたが、体調の悪かったクォンは悩んだ末に断った。その後モリはすぐに日本へと帰国し、彼女に会いにまた韓国にやってきたのだ。モリはクォンの部屋の近くのゲストハウスに泊まり、彼女を探していた。手紙は、彼女を探しながら過ごしたソウルでの日々を綴ったものだった。クォンは手紙の1ページ目を読んで語学学校を出るが、立ちくらみがして手紙を階段に落としてしまう。拾った手紙は順番がバラバラになり、1 枚は拾い忘れてしまった。クォンはカフェ“自由が丘”に寄り、バラバラの順番のまま、手紙の続きを読み始める。彼女を探して、ソウルの街を行ったり来たりしていたモリは、同じゲストハウスに泊まっているアメリカ帰りの男サンウォン(キム・ウィソン)と仲良くなり、毎晩のように飲んで語らっていた。モリは迷子になった犬クミを見つけたことで、カフェ“自由が丘”の女性オーナー・ヨンソン(ムン・ソリ)と出会い、お礼にと飲みに出かけ、やがて関係を持つようになる。クォンは手紙を読み終わると、煙草を吸いにカフェの外に出る。ヨンソンと会話を交わすクォン。手紙の消印は1週間前だった。クォンはモリのゲストハウスを訪ねる。韓国最後の日、モリはクォンと再会を果たし……。

今日は映画何の日?

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