「ジェイン・ジェイコブズ ニューヨーク都市計画革命」のストーリー
1961年に出版された『アメリカ大都市の死と生』は、近代都市計画への痛烈な批判とまったく新しい都市論を展開、世界に大きな衝撃を与えた。今や都市論のバイブルとなっているこの本の著者は、ニューヨークのダウンタウンに住む主婦ジェイン・ジェイコブズ。建築においては一介の素人に過ぎなかった彼女の武器は、その天才的な洞察力と行動力であった。当時の主流は、アメリカン・モダニズムを背景にしたゾーニングと自動車中心の都市計画。しかし、一見合理的に作られたはずの街が次々と活力を失い、未来の廃墟となっていく姿を目の当たりにしたジェイコブズは、そこで暮らす者の視点で観察し、多様で文化的でいきいきとした魅力的な街を作るための独創的なアイディアを練りあげる。そんな彼女に対するのは“マスタービルダー”の異名を持つNY都市開発の帝王ロバート・モーゼス。彼が強引に推し進める開発プロジェクトを阻止するため、ジェイコブズとその仲間たちは立ち上がる。ワシントン・スクエア公園で、グリニッジ・ビレッジで、そしてローワーマンハッタン高速道路の建設をめぐり、壮絶な闘いを繰り広げていく……。
今日は映画何の日?
今日誕生日の映画人 05/22
- ローレンス・オリヴィエ(1907)
- アンナ・ベルナップ(1972)
- ジニファー・グッドウィン(1978)
- ナオミ・キャンベル(1970)
- ワン・シャオシュアイ(1966)
- ニール・ヒメネズ(1960)
- ケント・チェン(1951)
- 真喜志きさ子(1957)
- 庵野秀明(1960)
- 田中麗奈(1980)
- 上村愛香(1978)
- ゴリ(1972)
- マギー・Q(1979)
- 中島多圭子(1971)
- 宇多丸(1969)
- 東山光明(1980)
- TAO(1985)
- アンソニー・タムバキス(1967)
- スホ(1991)
- アレクサンドル・ヤツェンコ(1977)
- 高野漁(1974)
- 伊藤麻実子(1980)
- ジョナサン・モラリ(1980)
- スーラジ・バルジャーティヤ(1965)
- コ・ドゥシム(1951)
- イルメナ・チチコワ(1984)