「AI崩壊」のストーリー

2030年。AIが全国民の個人情報や健康を完全に管理し、生活に欠かせぬインフラとなっていた。医療AIのぞみの開発者・桐生浩介(大沢たかお)は、その功績が認められ、娘を連れ立って日本に久々に帰国した彼は英雄のように扱われた。しかし突如のぞみが暴走し、人間の生きる価値を選別し、殺戮を始める。警察庁の天才捜査官・桜庭(岩田剛典)は、開発者の桐生をAIを暴走させたテロリストと断定。警察は日本中に張り巡らされたAI監視網で、逃亡する桐生を追い詰めていく。桐生の亡き妻でAI共同開発者である望(松嶋菜々子)の弟で、桐生が開発したAIを管理していた西村(賀来賢人)も奔走。一方、所轄のベテラン刑事・合田(三浦友和)と捜査一課の新米刑事・奥瀬(広瀬アリス)は足を使った捜査で桐生を追う。日本中がパニックに陥る中、テロ容疑をかけられた桐生は決死の逃亡劇を繰り広げていく。