「青春カレイドスコープ」のストーリー

「おかえり、カー子」どこにでもいる女子高生の外村詩織(小島梨里杏)は、実は先天性赤緑色覚異常であり、赤色と緑色がどちらも少し薄い茶色に見えて識別できない。だが、親友の古藤由実(米山穂香)とそれなりに平凡な毎日をやり過ごしている。そんな色のない世界が当たり前になっていた詩織に、いくつもの出会いが訪れる。それぞれの出会いの瞬間は鮮やかな色となり、詩織をまさかの運命に導いていく……。「明日きっともっと」地味な事務員の東花リサ(みおり)は声優を夢見ていたが、根暗な性格や容姿のせいで、先輩たちからあからさまなイビリを受けている。ある日、会社一の美人・白根深雪(田中美麗)と大好きな漫画の話で意気投合し、コスプレが趣味の深雪と声優を夢見るリサは協力してSNSに動画を投稿するように。リサは深雪に導かれるように、少しずつ明るくなっていく。そんなある日、憧れの先輩・悠真(宮澤佑)からSNSにメッセージが届く。リサは有頂天になるが、自分の知らないところで悠真と深雪が会う約束をしていることに気づく。傷ついたリサは深雪と衝突し、さらに、動画を就業時間にアップしていたことも会社で問題になり、リサは家に引きこもってしまう。そんなリサを救おうとしてくれたのは、またしても深雪だった……。「夏色のマフラー」ミサキ(鎮西寿々歌)とモモ(百川晴香)は、同じ高校に通う幼馴染。ある日、ミサキが宮田(宇佐卓真)に恋をするが、それが初恋のミサキはどうしたらよいかわからない。そこでモモが作戦を立て、写真部を立ち上げる。一眼レフカメラを提げたモモは宮田の調査を始め、読書好きの宮田が今読んでいる本がわかる。その小説『夏色のマフラー』は、今自分たちが恋を実らせるためにしている内容とそっくりだった。ミサキは小説と同様に、夏休みに入るまでに、宮田にプレゼントするためのマフラーを編み始める。小説のラストはハッピーエンドなのか? そして、現実の二人の結末は……?

今日は映画何の日?

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