「腕自慢」のストーリー

サンフランシスコ大震災で孤児となったフェルナンダはスペイン・マドリッドの親戚の家で育てら18歳になった時ドン・ハイメという伊達者に結婚の申込を受けたが、彼女は米国へ行って帰ってから返事をすると云って別れた。サンフランシスコで高層建築物に驚いた彼女がタクシー運転手に置去りにされて途方に暮れていると、通りかかったパット・オマリーという青年が親切に彼女の尋ね先マッキー家に送り届けた。フェルナンダはかのドン・ハイメもサンフランシスコに来たことを知った。マッキー家の舞踏会でマッキー家と親しい、パットが来ているのに驚き且つ喜んだフェルナンダは彼とふざけ散らした揚句露台に出てキッスをした。しかしドン・ハイメが現れたので彼女はパットの手を振り切って尻を向けた。その後パットはフェルナンダを自分の家に伴って母に紹介した。しかし無作法な振舞いをして彼女は居たたまれなくなった。午後のお茶の最中に仕事着のままのパットはフェルナンダをかつぎ出して山の小屋に連れて行った。そうして彼女に接吻をしようとした時彼女は気絶しドン・ハイメが追って来たのでパットはフェルナンダをドン・ハイメに委ねた。パットが母親にあんな女に恋してはいけないと叱られている時フェルナンダはパットを諦められないと言って来た。