「光の指す方へ」のストーリー

大学受験に失敗し、浪人生活を送りながら鬱々とした日々を過ごす直井晴斗(犬飼直紀)。初めての挫折に自信をなくし、人生が止まってしまったように感じていたある日、映画館をオープンさせた年の離れた姉・まどか(松崎映子)に会いに行くと、半ば強引に手伝いをさせられることに。そこで出会った映写技師の坂本圭吾(伊藤悌智)の影響で、晴斗は映写機に興味を持ち始める。圭吾や子供の頃に世話になった茂(植吉)や加代(酒井麻吏)たちと関わってゆくなか、晴斗はある光を見つけようとしていた……。