Viva Niki タロット・ガーデンへの道
びばにきたろっとがーでんへのみち
解説
20世紀最初のフェミニスト・アーティストとも呼ばれるニキ・ド・サンファル(1930年~2002年)の姿と作品に迫るドキュメンタリー映画。監督・撮影・脚本を務めたのは写真家の松本路子。オノ・ヨーコをはじめ世界で活躍する女性アーティストのポートレートなどを撮影してきた松本は、1981年から10年以上にわたり、サンファルとも交流を続けた。「ニキともう一度向き合ってみたい」との思いで、ヨーロッパ各地、アメリカ、日本国内の作品を訪ね、ついにイタリア・トスカーナ地方にある「タロット・ガーデン」を再訪した。それは、ニキが20年以上の歳月をかけて創り上げた彫刻庭園だった。ナレーションは俳優・プロデューサーとして活躍する小泉今日子。エンディング曲も上田ケンジとのユニット「黒猫同盟」として制作される。
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ユーザーレビュー
「Viva Niki タロット・ガーデンへの道」のストーリー
ニキ・ド・サンファル は1930年パリに生まれた画家、彫刻家。23歳のときに神経衰弱に陥り、精神療法の一環として絵を描き始めた。1961年には板に様々な色の絵の具を詰めた袋や缶をとりつけ、それをめがけて銃を撃つことで完成するという「射撃絵画」のパフォーマンスで注目を浴びる。その後は「魔女」や「結婚」など女性をテーマにした作品や立体作品に取り組み、1965年に発表した「ナナ」シリーズで大きな評価を得た。いびつに太った大柄女性が踊っているかのようなユニークなフォルムは、友人の妊婦姿からヒントを得たとされ、原色を多用した斬新な色彩とともにその後のニキのトレードマークとなった。1998年には構想に24年を費やし、生涯の夢であった彫刻庭園「タロット・ガーデン」をイタリアのトスカーナに完成させた。タロット・ガーデンに並ぶモザイクの彫刻は、22枚の「大アルカナ」と呼ばれるタロット・カードに基づいて作られている。その神秘的な雰囲気が世界中からの来場者を楽しませている。
「Viva Niki タロット・ガーデンへの道」の映像
「Viva Niki タロット・ガーデンへの道」の写真
「Viva Niki タロット・ガーデンへの道」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「Viva Niki タロット・ガーデンへの道」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 伝記 アート |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2024 |
公開年月日 | 2024年9月25日 |
上映時間 | 76分 |
製作会社 | ニキの映画を創る会 |
配給 | ミモザフィルムズ |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | 1:1.78 |
カラー/サイズ | カラー |
音量 | ステレオ |
公式サイト | https://nikifilm-project.com/ |
コピーライト | (C)2024 Artworks by Niki de Saint Phalle / Niki Charitable Art Foundation (C)2024 Photographs by Michiko Matsumoto (C)2024 Viva Niki Film Project All rights reserved.(C)撮影 松本路子 |