この星は、私の星じゃない

このほしはわたしのほしじゃない
上映日
2019年10月26日

製作国
日本

制作年
2019
上映時間
90分

ジャンル
社会派 伝記

check解説

日本のウーマン・リブ運動の伝説的なリーダー・田中美津のドキュメンタリー。1970年代初頭からその著書が多くの女性の共感を呼んだ彼女は、75歳になった今は鍼灸師として治療にあたりながら辺野古に通っている。彼女を3年間追い、その魂の遍歴に迫る。監督は、NHK・Eテレ特集シリーズ『日本人は何をめざしてきたのか 未来への選択』の吉峯美和。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画評論家
    川口敦子
    「ウーマンリブ運動のカリスマ的存在」田中美津の「見えない部分」を追う監督は「フェミニズムとはこういうもの」と敬遠している人にこそ見て欲しいとチラシに綴っていて、... もっと見る
  • 編集者、ライター
    佐野亨
    田中美津さんのことばに引き込まれるように画面を凝視していると、沖縄の場面から急激に画面の密度もことばの密度も落ちてしまう。嬉野京子さんの写真をきっかけに沖縄が田... もっと見る
  • 詩人、映画監督
    福間健二
    田中美津は、人に対して、諦めていない。臆さない。かわいい人。声を聞いているだけで飽きない。なかなかできないことだが、七十代半ばで死への到達を恐れずに思う。いわゆ... もっと見る

「この星は、私の星じゃない」のストーリー

1970年代初頭から著書が多くの女性の共感を呼び、日本のウーマン・リブ運動をカリスマ的に牽引した田中美津。彼女の人生を決めるのは常に、“女であること”の痛みと“虚弱であること”のせつなさである。今は鍼灸師として治療にあたりながら、75歳にして自らツアーを率いて辺野古に足しげく通うのも、沖縄の苦しみに気づかなかった自分への恥を伴う痛みによるものだ。幼いころから「この星は、私の星じゃない」と呟きながら、全身でこの星に立ち続けていた彼女を3年間にわたって追い、その魂の遍歴に迫る。

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スタッフ
キャスト役名

「この星は、私の星じゃない」のスペック

基本情報
ジャンル 社会派 伝記
製作国 日本
製作年 2019
公開年月日 2019年10月26日
上映時間 90分
製作会社 パンドラ=BEARSVILLE
配給 パンドラ
公式サイト http://www.pan-dora.co.jp/konohoshi/
コピーライト (C)2019 パンドラ+BEARSVILLE

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