解説
オバケ一家の奇想天外な日常を描いたホームコメディの続編。原作は『アダムスのオバケ一家』のタイトルでTVシリーズ化もされたチャールズ・アダムスの同名漫画。監督はカメラマン出身で前作で監督デビューした「バラ色の選択」のバリー・ソネンフェルド。製作は前作に続き、「ザ・ファーム 法律事務所」のスコット・ルーディン。撮影はドナルド・ピーターマン。音楽はマーク・シャイマンで主題歌はラップ・デュオのPM・ドーン。美術は「ロシア・ハウス」のケン・アダム。SFX はアラン・ムンローが担当。主要キャストも前作同様で、「推定無罪」のラウル・ジュリア、「グリフターズ 詐欺師たち」のアンジェリカ・ヒューストン、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのクリストファー・ロイド、「恋する人魚たち」のクリスティーナ・リッチなど。
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「アダムス・ファミリー2」のストーリー
モーティシア(アンジェリカ・ヒューストン)が赤ん坊を出産した。赤ちゃんは一見人間のようだったが、明らかにアダムス家の子どもで、ピューバートと名付けられた。ウェンズデー(クリスティーナ・リッチ)とパグズリー(ジミー・ワークマン)は、アダムス家の新入りをイジメて何時間も遊んだが、ピューバートは兄や姉の攻撃にもめげない強い子だった。そんなある日、デビー(ジョーン・キューザック)という若く美しい乳母がやってくる。ゴメズ(ラウル・ジュリア)やモーティシアは子どもの面倒をよくみる彼女を信頼するが、ウェンズデーだけはその正体を見破っていた。デビーはこれまで何人もの金持ちの男に近づいては殺す、ブラックウィドーの異名を取るしたたかな女だったのだ。デビーは自分の正体がバレそうになると、親たちを説得して子どもたちをサマーキャンプに送り込んでしまう。デビーは、ゴメズの兄フェスター(クリストファー・ロイド)に近づいて結婚式を挙げる。彼女はいろいろな手段でフェスターを殺そうとするが、なかなかうまくいかない。一方、キャンプに参加したウェンズデーは、彼女に想いを寄せる少年ジョエル(デヴィッド・クロムホルツ)と意気投合し、意外にも初恋が花開く。ピューバートが生まれて一年がたとうとするころ、デビーはアダムス家をバラバラにすべく画策する。デビーはアダムス一家の面々を縛りつけて今までの悪事について詰問を始める。しかし、ピューバートたちの働きで一家は救われ、もとの平穏な生活に戻るのだった。
「アダムス・ファミリー2」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「アダムス・ファミリー2」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1993 |
公開年月日 | 1993年12月25日 |
上映時間 | 94分 |
製作会社 | スコットルーディンプロ=パラマウント映画作品 |
配給 | UIP |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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