アーニャは、きっと来る
あーにゃはきっとくる WAITING FOR ANYA
解説
「戦火の馬」の原作者マイケル・モーパーゴの児童文学を映画化。1942年、ナチス占領下のフランス。小さな村に住む13歳の少年ジョーは、ユダヤ人のベンジャミンと出会い、子どもたちを秘密裏にスペインへ逃がすという彼の計画に協力することに……。出演は『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のノア・シュナップ、「霧の中の少女」のジャン・レノ。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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「アーニャは、きっと来る」のストーリー
1942年、ナチス占領下のフランス。ピレネー山脈の麓の小さな村に住む13歳の少年ジョー(ノア・シュナップ)は、生活の大半を羊飼いとして過ごしていた。そんなある日、彼が出会ったのは、ユダヤ人のベンジャミン。ベンジャミンは、ユダヤ人の子どもたちを秘密裏に安全なスペインへ逃がすという危険な計画を企てていた。そして、その計画を手伝うことになるジョー。その一方でジョーは、個人的な悲しみの感情を共有することで、ドイツ軍の下士官とも親しくなっていた。ドイツの労働収容所から帰国したジョーの父親は荒れていたが、ジョーのユダヤ人救出作戦への関与が明らかになると、協力を約束。村人たち一丸となって子どもたちを逃す日が迫ってくるが、ベンジャミンが待つ娘アーニャがやって来ない。救出作戦は成功するのか……?そして、アーニャは村に現れるのか……?
「アーニャは、きっと来る」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「アーニャは、きっと来る」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 戦争 ドラマ |
製作国 | イギリス ベルギー |
製作年 | 2019 |
公開年月日 | 2020年11月27日 |
上映時間 | 109分 |
製作会社 | Goldfinch Family Films |
配給 | ショウゲート |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | https://cinerack.jp/anya/ |
コピーライト | (C)Goldfinch Family Films Limited 2019 |
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2020年12月上旬号 |
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