解説
ウクライナ地方の自然を舞台に神学生が魔女に出会ったためにたどる数奇な運命を描く。監督アレクサンドル・プトゥシコ、コンスタンチン・エルショフとグリゴリー・クロパチェフ、ニコライ・ワシリェヴィチ・ゴーゴリの原作(『ヴィー』)をアレクサンドル・プトゥシコ、コンスタンチン・エルショフ、グリゴリー・クロパチェフが脚色。撮影はフョードル・プロヴォロフとウラジーミル・ピシチャリニコフ、音楽はK・ハチャトリアンが担当。出演はレオニード・クラヴレフ、ナターリヤ・ワルレイなど。
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「妖婆 死棺の呪い」のストーリー
中世ロシア。古都キエフのブラッキー修道院の庭に神学生たちの荘重な讃美歌が流れる。まもなく、クリスマス休暇がはじまろうとしている。神学生で寄宿生の一人、ホマー・ブルート(レオニード・クラヴレフ)は、故郷へと向かった。仲間二人と共に、ステップでやっと見つけた小屋に宿を求めたその夜、老婆(ニコライ・クトゥーゾフ)が彼に寄って来て彼の背に飛び乗った。一度舞い上がり、再び大地に足が着いた時、打ちのめした筈の老婆は、美しい娘(ナターリヤ・ワルレイ)に変わっていた。ほどなくたって、ホマーは、コサック集落の地主(アレクセイ・グラズィリン)に呼ばれ、若くしてあえなく死んだ娘(ナターリヤ・ワルレイ2役)のために古い教会で三晩祈とうをあげるように命ぜられる。黒い棺の傍で、ただひとり、夜、祈とう書を読み上げるホマー。やがて、棺のふたが開き、娘の目に涙が浮かんだ。起き上がったその娘は、なんと、あの老婆が変身した美しい娘であった。祈り続けて三日目の夜を迎えた日、教会を風が吹き抜け、壁にある聖像画の陰から、次々に姿を現わす怪物。踊り出す骸骨、異様な眼光を放つ娘。さながら怪物たちが集う宴のような教会に、やがて魔女の呪いが満ち満ちるのだった。
「妖婆 死棺の呪い」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「妖婆 死棺の呪い」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | ソ連 |
製作年 | 1967 |
公開年月日 | 1985年1月18日 |
上映時間 | 72分 |
製作会社 | モス・フィルム |
配給 | 日本海映画 |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
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1985年5月上旬号 | 外国映画紹介 妖婆・死棺の呪い |