思春の森

ししゅんのもり
上映日
1979年2月10日

製作国
フランス イタリア

制作年
1977
レーティング
ジャンル
ドラマ ラブロマンス

check解説

森の中でひと夏を過ごす、少年と2人の少女との間にくり広げられる、思春期における恋を描く。製作はフランコ・カンチェリエーリ、監督・脚本はピエル・ジュゼッペ・ムルジア、撮影はエリアス・ロター・スティッケルブルックス、音楽はピッポ・カルーソが各々担当。出演はララ・ウェンデル、マルティン・レーブ、エヴァ・イオネスコなど。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る

ユーザーレビュー

「思春の森」のストーリー

ラウラ(ララ・ウェンデル)は、毎年、夏になると、両親と一緒に山荘で数ヵ月を過ごすことにしていた。今年も、ラウラは森に住む少年ファブリツィオ(マルティン・レーブ)と、大人たちの知らない二人だけの遊び場で再会した。しかし、ファブリツィオは妙によそよそしく、ラウラを見る目も変わっていた。ファブリツィオの夢は、森を支配している山に登ることで、今年こそ山に登る、とラウラに言い、彼女を連れて山に登った。雨を避けるために入った洞窟で二人はキスをしあった。ある日ファブリツィオは、森のはずれの別荘でブロンドの少女、シルビア(エヴァ・イオネスコ)と出会い、一目で魅せられ、翌日、ラウラにシルビアを誘ってこいと命令する。二人だけの世界にシルビアが入り、状況は一変していった。シルビアは王妃のようにふるまい、ラウラを侍女として扱い、ファブリツィオもシルビアに従った。ある日、シルビアを山にある洞窟に連れていったファブリツィオは、自分といっしょに森にいてくれという願いを拒んだ彼女をナイフで刺してしまう。いっしょについてきていたラウラは、いつの間にか洞窟を出ており、その後、ファブリツィオがどうなったのかも、そしてシルビアがあの洞窟でいまも眠っているのかも、わからなかった。鮮烈に残っているのは、ファブリツィオがシルビアを刺した瞬間--そして、ラウラが少女から脱皮し、自分の置かれている状況を認識した遠いあの日の思い出だけなのだった。

「思春の森」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「思春の森」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ ラブロマンス
製作国 フランス イタリア
製作年 1977
公開年月日 1979年2月10日
製作会社 シネマ23フィルムズ
配給 東宝東和
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
1979年3月上旬号 グラビア 思春の森
1979年3月下旬号 外国映画批評 思春の森
外国映画紹介 思春の森

今日は映画何の日?

注目記事