解説
ドストエフスキーの「白痴」をもとに、愛する女を手に入れるために暴力抗争に直面した男を主人公にしたヴァイオレンス・アクション。1985年のマドリッド映画祭主演女優賞(ソフィー・マルソー)。製作はアントワーヌ・ガナージュ、監督は「私生活のない女」のアンジェイ・ズラウスキ、撮影はジャン・フランソワ・ロバン、音楽はスタニスラが担当。出演はソフィー・マルソー、フランシス・ユステール、チェッキー・カリョほか。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「狂気の愛」のストーリー
1986年、パリ。列車に乗っている二人の男。ハンガリーからやって来た一文無しのプリンス、レオン(フランシス・ユステール)と、強盗を働いてきた与太者ミッキー(チェッキー・カリョ)だ。二人は互いに親しみを感じる。ミッキーの目的は二つ。七年間の刑期を終えて出所した父親に出所祝いを用意することと、愛する女マリー(ソフィー・マルソー)を手に入れることだ。だが、マリーはパリの暗黒街を仕切っているヴナン兄弟に囲われている身だ。ミッキーとレオンはヴナン兄弟のアパルトマンを襲撃しマリーを奪還した。そして、ジルベール、エドガーとヴナン兄弟を殺し、残るのは兄弟の頂点に君臨するシモン一人。シモンの許にいるレオンのいとこアグレーは、レオンを救うべくマリーと取引きし、シモンを与太者たちに殺させる。ヴナン兄弟は全滅し、ミッキーとマリーの闘いは終わった。ミッキーはマリーを連れていき、アグレーはレオンをあずかった。だが、ミッキーはマリーが自分を愛していないことを知り、彼女を殺した。
「狂気の愛」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「狂気の愛」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | アクション |
製作国 | フランス |
製作年 | 1985 |
公開年月日 | 1987年11月28日 |
製作会社 | サラ・フィルム |
配給 | シネセゾン |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1987年8月下旬号 | グラビア 狂気の愛 |
1988年4月上旬号 | 外国映画紹介 狂気の愛 |
1969年7月下旬号 | 「狂気の愛」 |