戦場の小さな天使たち
せんじょうのちいさなてんしたち Hope and Glory- 上映日
- 1988年2月6日
- 製作国
- イギリス
- 制作年
- 1987
- 上映時間
- 114分
- レーティング
- 一般映画
- ジャンル
- 戦争
解説
第二次大戦下のロンドンを舞台に、少年の目から見た戦争を描くファンタスティックなファミリー映画。第2回東京国際映画祭では、「希望と栄光の日々」の題で上映された。製作・監督は「エメラルド・フォレスト」のジョン・ブアマンで、彼は脚本も担当。共同製作はマイクル・ドライハースト、エグゼクティヴ・プロデューサーはジェイク・エバーツ、エドガー・F・グロス、撮影はフィリップ・ルスロ(仏語読みはルースロ)、プロダクション・デザイナーはアンソニー・プラット、衣装はシャーリー・ラッセル、音楽はピーター・マーティンがそれぞれ担当。出演は、サラ・マイルズ、セバスチャン・ライス・エドワーズ、ジェラルディス・ミュアほか。
ユーザーレビュー
「戦場の小さな天使たち」のストーリー
1939年9月、イギリス首相チェンバレンは第二次世界大戦のぼっ発を告げた。ロンドン郊外に住む少年ビル・ローハン(セバスチャン・ライス・エドワーズ)にとっても戦争は徐々に身近なものになってゆく。父のクライヴ(デイヴィッド・ヘイマン)は出征し、母のグレース(サラ・マイルズ)はビルと妹のスー(ジェラルディン・ミュア)を疎開させようとするが、駅で子供たちが嫌がったため、手許に置くことにする。ドイツ軍の爆撃が始まり、ビルの町の家は次々に焼け、その焼跡は恰好の遊び場になり、またビルの姉のドーン(サミ・デイヴィス)とカナダ兵のブルースとの逢引きの場所にもなった。雪の日、クライヴが休暇で帰って来た。久し振りに皆が揃い、楽しい時を過ごすが、やがてクライヴもブルースも戦場に戻ってゆく。ある日、ビルたちがピクニックに行っている間に、家が爆撃を受けて焼けてしまう。一家は揃って田舎のおじいちゃん(イアン・バネン)の家に引越す。ビルは森の中を駆け回ったり、クリケットをしたり、魚つりをしたりと、楽しい時を過す。ある日突然、ブルースが田舎の家に現われ、続いてクライヴも帰ってくる。ブルースは、親戚たちから祝福を受けてドーンと結婚し、やがて赤ちゃんも生まれる。ビルには、また学校に行かなければいけない季節がやって来る。だが、祖父に連れられて行くと、学校も爆撃で焼けていた。こうして、ビルは田舎の美しい自然の中での生活へと還ってゆくのであった。
「戦場の小さな天使たち」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「戦場の小さな天使たち」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 戦争 |
製作国 | イギリス |
製作年 | 1987 |
公開年月日 | 1988年2月6日 |
上映時間 | 114分 |
製作会社 | コロムビア映画=ネルソン・エンターテインメント=ゴールドクレスト |
配給 | コロムビア |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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