フルカウント

ふるかうんと
上映日
1987年9月5日

製作国
キューバ

制作年
1985
レーティング
ジャンル
ドラマ

check解説

キューバ野球界に生きた黒人名選手を描く。監督はローランド・ディアス、脚本はエリセオ・アルベルト・ディエゴとローランド・ディアス、撮影はギレルモ・センテノ、音楽はホセ・マリア・ビティエルが担当。出演はサミュエル・クラクストン、イレーラ・ブラボーほか。本国公開題名は“En tresydos”。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る

ユーザーレビュー

「フルカウント」のストーリー

ハバナのラテンアメリカ球場では、ビラ・クララとインドゥストリアレスの両チームが、一対一で優勝決定戦にもつれこむ。インドゥストリアレスの花形選手ロペス(サミュエル・クラクストン)は黒人の名選手で、これが引退試合。ロペスもよる年波には勝てないのだ。妻マガリ(イレーラ・ブラボー)は新体操のコーチ、息子マイートはバイオリンを習い、ペドロ選手の娘オルギータと親しい。ロペスはカルドナ監督(マリオ・バルマセダ)や、元ボクシングチャンピオンでトレーナーのルーゴ(アレハンドロ・ルーゴ)との友情を大切にしていた。その監督が、ロペスを最後の試合のレギュラーから外してしまった。新進選手の活躍も目ざましい。ロペスも過去には、息子のことで妻といいあらそったり、きまずい思いをした日もあった。最終試合も追いつ追われつの展開になってくる。カルドナは、逆転のチャンスを得ると、ロペスに代打を指名する。興奮にわく場内。2ストライク、3ボールのフルカウント。最後の一球をたたくロペス。球はあわやホームランかと思えたが、守備の美技に阻まれた。敗れたロペスをあたたかくむかえる選手。そしてスタンドには妻と息子の顔もあった。

「フルカウント」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「フルカウント」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 キューバ
製作年 1985
公開年月日 1987年9月5日
製作会社 ICAIC(キューバ映画芸術・産業庁)
配給 国際シネマ・ライブラリー
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
1987年9月下旬号 グラビア フルカウント
1988年6月下旬号 外国映画紹介 フルカウント

「フルカウント」を観ているあなたにおすすめの映画