解説
「歌え!太陽」のグループ、ヴィットリオ・メッツ、ロベルト・ジャンヴィティの脚本を、マリオ・マットリが監督した音楽映画。撮影はマルコ・スカルペリ、音楽はジャンニ・フェリオが担当した。出演は新進歌手トニー・レニス、新人グラツィエラ・グラナータのほかにミーナが特別出演している。“クワンド・クワンド・クワンド”の他六曲が紹介される。
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ユーザーレビュー
「サンレモ乾杯!」のストーリー
作曲家トニー(トニー・レニス)は、サンレモ歌謡曲祭の当日ふとしたことから自作の曲を歌うことになった。これが大成功を収め、彼は芸能プロと多額の契約金で専属契約を結び、恋人ラウラと結婚した。ところが契約書には、人気を保つため向う二年間は結婚を禁止するという条項があった。仕方なくラウラをおいて巡業に出た。一方留守を守るラウラのもとに、さまざまのゴシップが伝えられた。怒りと不安を感じた彼女は巡業先にトニーを追った。やっと二人きりになれたものの、トニーはたちまちファンにとり囲まれてしまった。ミリオン・セラーの表彰式の日、トニーは会場に現われなかった。その時彼は別の芸能プロと契約を始めていたのだ。そして今度は結婚禁止の条項は入れなかったものの、結婚の際は芸能プロ社長の責任において選定するという新しい条項を見逃してしまった。その結果トニーは、人気歌手のミーナと結婚するはめになった。新聞は大々的に報道し、当日、海上の結婚行列が始まった。その時一人の男がヨットで追ってきた。彼こそミーナの婚約者マッシモでミーナも彼を待っていた。宣伝のため結婚させられそうになった二人の人気歌手はそれぞれの恋人と結ばれ、真相を知った芸能プロ社長も彼らを祝福した。
「サンレモ乾杯!」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「サンレモ乾杯!」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | イタリア |
製作年 | 1962 |
公開年月日 | 1965年5月12日 |
製作会社 | チネリス |
配給 | 東和 |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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1965年5月下旬号 | 外国映画紹介 サンレモ乾杯! |