解説
イタリアの実話をもとに、映画化したスリラー。スタッフは、すべて日本初登場。監督はジェームズ・ウォーレン、脚本はヤング・クレイグ・ウォーレン、撮影はサンディ・ディーブス、音楽はフランク・メースンがそれぞれ担当。また、製作にはルイス・マンが当っている。出演は「豹/ジャガー」のフランコ・ネロ、オルガ・サンビューティ、日本初登場のジョイア・パスカル、ディアーナ・サリバン、マリナ・モルガンなど。
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ユーザーレビュー
「猟奇連続殺人」のストーリー
南イタリアの丘の上にある不気味な館。そこには、アルベルティ伯爵家の当主ミーノ(F・ネロ)と老母(O・サンピューティ)、それに女中のマーサ(G・パスカル)の三人が住んでいた。以前この館に滞在していたミーノの婚約者。ローラ(D・サリバン)は、ミーノの母にいじめられ、嫉妬に狂うマーサの作為によって惨殺されてしまい、さらにマーサはその老母をも殺してしまった。一方、最愛のローラを失ったミーノは、彼女をミイラにして自分のベッドに寝かせておいた。そして、夜ごとストリッパー(M・モルガン)や夜の女たちを引き込み、愛撫するのだが、彼の変態性に気づいた彼女達は、ことごとく絞殺されてしまった。そこへ、ある日、ローラに瓜二つの妹ダニエラ(D・サリバン)が訪ねて来た。ミーノとマーサには、それぞれの思惑がはしった。そして、ダニエラを殺そうとしたマーサは、ミーノに刺し殺されてしまった。やがて、むりやりダニエラを海岸に連れ出したミーノは、彼女に求婚したがことわられた。ミーノは、逆上してダニエラの首に手をかけた。しかし、そこにはすでに、警察の手がのびていた。凄惨な殺人鬼も、ついに捕えられることになったのである。
「猟奇連続殺人」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「猟奇連続殺人」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | サスペンス・ミステリー |
製作国 | イタリア |
製作年 | 1965 |
公開年月日 | 1969年11月5日 |
製作会社 | パンダ・シネマトグラフィカ |
配給 | ABC映画 |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | モノクロ/スタンダード |
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