解説
新顔のノヴァ・ピルビーム、「着かない港」のマシスン・ラング、ポリー・トンプソン、ジーン・キャデル、アーサー・マージェストン、フリッツ・コルトナー等が出演するもので、ロタール・アーネスト原作、ベントリー・トーマス改作・監督、マーガレット・レーン、フレッド・シャーウッド協力脚色、ギュンター・クランプ撮影になるもの。
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ユーザーレビュー
「我が家の天使」のストーリー
フェリシティ・ヒューズは裕福な家庭に生まれたが、本当に幸福ではなかった。両親の不和がいつも彼女の小さい胸を痛めていた。父母の間のいざこざの原因が此の頃頻々と訪ねてくる有名な役者のヒリアードである事が判ったフェリシティは一途に思い詰めた子供心から母の前も忘れてヒリアードに喰ってかかった。そして泣き出しそうになった彼女はそのまま交通頻繁な往来へ飛び出し危うく輪禍の犠牲になろうとした時、少年のレナードに救われた。このことがあってからレナードとフェリシティとは仲良しになり、レナードの明るいものの見方は、彼女の暗い気持ちを引き立てた。しかし相変わらず家庭が面白くない父のジョンはいつも旅行に出かけていたし、母のヘレンはヒリアードと交際を続けていた。フェリシティが楽しみにしていたクリスマスにも、父が旅行先からお人形を送ってくれた丈であった。フェリシティの心痛を見兼ねたレナードの母親は、旅行から帰ったヒューズ氏を訪ねて、娘をこんなに構わないで置く彼女の母を非難したのですぐ離婚する決心をした。そして娘を奪いとられない為に、彼女を母の非行に対する証人に立たせた。法廷はこんな小さな子供を証人に呼び出したので湧き立った。かわいそうなフェリシティはおびえながら証人台に立ち、しかもけなげにも母をかばおうとした。しかしその日、帰りの自動車の中で、家庭教師に、お父さんが訴訟に勝って彼女を連れて行くだろうと話され、母なしでは生きる望みを失った彼女は死ぬ決心をした。法廷でこれを知ったヒューズは驚いて訴訟を取り下げた。両親の争いが愛児に自殺の決心をさせるに至った事実に、ジョンとヘレンは翻然と眼を醒ましたのであった。
「我が家の天使」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「我が家の天使」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | イギリス |
製作年 | -1 |
製作会社 | アソシエイテッド・ブリティッシュ |
配給 | 三映社 |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | モノクロ/スタンダード |