解説
「ロボコップ」のピーター・ウェラーと、元ボンドガールのジェーン・シーモアが、狂おしいまでの激しく切ない愛を演じて見せるラブ・ロマンス。孤独な画家と富豪の妻が禁じられた愛に目覚め、悲劇的な結末へと導かれていく姿を描いている。監督は、メキシコ映画出身の俊英アントニオ・ドローヴ。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「傷つけるほど愛して」のストーリー
1940年代のブエノス・アイレス。画家のホアン・パブロ・カステル(ピーター・ウェラー)は、作品展の会場で富豪アレンデ(フェルナンド・レイ)の妻マリア・イリバルナ(ジェーン・シーモア)と運命的な出会いをし、その日から彼女に夢中になってしまう。しかし、彼女は人妻。カステルは彼女のことを忘れようとするが、そうすればするほど情熱が高まり、狂おしいまでの思いにさいなまれていく。カステルは激しく彼女に求愛し、マリアも次第に身を任せるかのように、互いの情熱の虜になっていった。しかし、関係が深くなるほどに、カステルはマリアの夫への嫉妬心が強くなっていき、マリアはカステルとの関係に不安定な何かを感じていくのだった。やがてカステルはマリアを永遠に自分のものにしたいと考えるようになり、ついに彼女をナイフで刺してしまった。カステルに抱かれるように崩れ落ちたマリアの顔には、カステルを深く思い、永遠にふたりの関係を続けていきたい、そんな安堵の表情が浮かんでいた。
「傷つけるほど愛して」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|
「傷つけるほど愛して」のスペック
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1989年9月下旬号 創刊70周年記念特別号 | グラビア 傷つけるほど愛して |