解説
愛する夫のために妻がヘリコプターを使って脱獄を助けたという、86年5月にフランスで実際に起きた事件に基づいた実録犯罪サスペンス。監督は「無防備都市 ベイルートからの証言」のマルーン・バグダディ。ナディーヌ・ヴォジュールの小説を、「人生は長く静かな河」「ダニエルばあちゃん」のフロランス・ケンタンが脚色。撮影はティエリー・アルボガスト、音楽は「愛人 ラマン」のガブリエル・ヤーレが担当。主演は「ベティ・ブルー 愛と激情の日々」のベアトリス・ダル。共演は「赤と黒の接吻」のティエリー・フォルティノー、「バルジョーでいこう!」のイポリット・ジラルド、「デリカテッセン」のジャン・クロード・ドレフュスほか。
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「ブリジット 女が男を奪うとき」のストーリー
プリジット(ベアトリス・ダル)は、弟フィリップ(イポリット・ジラルド)のチンピラ仲間であるダニエル(ティエリー・フォルティノー)と愛し合い、一緒に暮らし始める。だがある日、ダニエルは強盗罪で、またブリジット自身も彼を匿った罪で投獄されてしまう。既にダニエルの子を宿していた彼女は、刑務所内で娘を出産。愛を確かめ合った2人は、世間から隔絶された牢獄の中で結婚する。ほどなくブリジットは釈放されたが、ダニエルは脱獄を企てた事もあって、まだ数十年の刑を覚悟しなければならなかった。だがブリジットはそれに耐えきれず、全てを投げうってでも夫を刑務所から救い出すことを決意する。彼女が選んだ手段は、ヘリコプターを使って上空から救出する方法だった。ブリジットは幼い娘を抱え、仕事の合間にヘリの操縦免許を取得する。ダニエルに面会した彼女は、必ずあなたを救い出すと宣言する。資金集めの途中で弟やダニエルの親友たちが危険な犯罪に手を出して死ぬという犠牲を伴いながら、やがて準備も整い、いよいよ決行の日がやってきた。白昼堂々、脱獄は見事に成功する。2人は4カ月後に捕らえられた。
「ブリジット 女が男を奪うとき」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ブリジット 女が男を奪うとき」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | サスペンス・ミステリー |
製作国 | フランス |
製作年 | 1992 |
公開年月日 | 1994年9月16日 |
製作会社 | シビー2000=TF1フィルム |
配給 | アスミック |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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