解説
父親を知らない十六歳の少女の性への衝動を描く。脚本は岸田理生と「遠い明日」を監督した神代辰巳の共同執筆、監督も同作の神代辰巳、撮影は「天平の甍」の姫田真佐久がそれぞれ担当。
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「少女娼婦 けものみち」のストーリー
サキは、屋台を引いて生計をたてている母・圭子と二人暮らしの十六歳の少女。ある冬の日の午後、サキはボーイフレンドの外男と、自転車で海辺へ行き、初体験を済ませた。セックスのあと、サキは外男を追いやった。彼女は一人になりたかったのだ。ダンプカーの運転手のアタルが遊子を乗せて国道を走っていた。その道をサキが自転車で走っている。彼女に気づいたアタルは、ドライブインで遊子を降ろすと、サキを追った。翌日、デートをした二人は、そこで関係を結ぶ。成人した男に、外男では得らたない陶酔感に浸るサキ。そんなサキを追い続けている外男は、彼女を見つけるとむしゃぶりついた。サキは子供を宿していた。アタルの子とも外男とも分らない。アタルは妊娠の事実をサキに聞くと、「産めよ」とやさしく言うのだった。一方、外男は、その知らせに動よう、堕胎費用を集め、彼女に渡すのだった。家に帰ったサキは、母が父と思われる男と電話をしながら、愛人と躰を合わせていた。自分の部屋に入ったサキは、父を想い、オナニーに耽るのだった。ある日、サキはアタルの部屋に行くと、彼は遊子と絡み合っていた。嫉妬した彼女は、アタルの足を包丁で刺してしまうが、彼はそんな彼女をやさしく迎えるのだった。一緒に暮らす二人のところに外男がやってきた。彼は一緒になってくれなければ死ぬと言うと、海に飛び込んだ。アタルは、助けようとするサキを制して海に入り、外男を救出する。三人は漁屋小屋にいた。外男の前で関係する二人。サキは子供を産む決意をするのだった。
「少女娼婦 けものみち」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「少女娼婦 けものみち」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | エロス |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1980 |
公開年月日 | 1980年3月29日 |
上映時間 | 71分 |
製作会社 | にっかつ |
配給 | にっかつ |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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1980年4月下旬号 | グラビア 少女娼婦 けものみち |