解説
第二次大戦に南太平洋で活躍したアメリカ海兵隊を描いた戦争映画。リチャード・G・ハブラーの原作を「拳銃の罠」のリチャード・アラン・シモンズが脚色し、スチュアート・ハイスラーが監督、「真昼の脱獄」のゴードン・エイヴィルが撮影を、エミール・ニューマンとアーサー・レインジが音楽を担当している。出演は「スパルタカス」のトニー・カーティス、「必死の逃亡者」のメアリー・マーフィー、ほかにフランク・ラヴジョイ、エドワード・フランツ、スキップ・ホメイヤーら。製作ハワード・W・コッチ。
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「橋頭堡を攻撃せよ」のストーリー
第二次大戦下の南太平洋戦線。アメリカ海兵隊のスコット部隊は友軍のブーゲンビル島大進攻に先立ち、日本軍を覚乱させる命令を受け、ブーゲンビル東方の小島に上陸した。重大な情報が入った。ブシャールと称するフランス人がブーゲンビル海域の日本軍の機雷敷設状況を伝えてきたのだ。これが真実なら味方はきわめて有利になるが、敵の罠だったら重大だ。フレッチャー軍曹(フランク・ラヴジョイ)はブシャールに会い、情報を確かめるため部下のバーク「トニー・カーティス」、レイノルズ、ビガーマンと奥地に向かって出発した。密林を抜け、敵の攻撃を受け、ビガーマンとレイノルズは戦死した。残る2人はブシャールに会うことが出来た。彼は娘ニナ(マリー・マーフィ)と農園を開拓している時、偶然日本軍の機雷敷設図を発見したのだった。日本軍の電信所を利用して発進したが、今はその電信所は爆破されてしまった。フレッチャーはブシャール父娘を同伴することにした。密林をぬける旅は苦しかった。川岸に出た4人は原住民から小舟を借りた。が、途中で日本軍のモーター・ボートに遭遇し、また一行は密林に入った。ニナが足を挫き、傷が重いので、フレッチャーはバークを本隊に戻らせ、自分たちは救援を待つことにした。その時、敵襲を受け、ブシャールが死んだ。3人はまた出発した。海岸に着き、沖合いの味方上陸用舟艇を見つけた。が、日本軍がこれを発見。激しく攻撃してきた。激しい戦闘がすんだ。3人は無事に救出され、指命を果たすことができた。
「橋頭堡を攻撃せよ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「橋頭堡を攻撃せよ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 戦争 |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1954 |
公開年月日 | 1960年12月10日 |
製作会社 | オーブリー・シェンク・プロ映画 |
配給 | 日本ユナイテッド・アーチスツ |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
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