喜劇 駅前開運

きげきえきまえかいうん
上映日
1968年2月14日

製作国
日本

制作年
1968
上映時間
95分

レーティング
一般映画
ジャンル
コメディ

check解説

「悪の紋章」の広沢栄がシナリオを執筆し、「喜劇 駅前百年」の豊田四郎が監督した“駅前”シリーズ第二十二作目。撮影は「日本のいちばん長い日」の村井博。
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「喜劇 駅前開運」のストーリー

終戦時の東京でヤミ屋をやっていた孫作、次郎たちは、今では赤羽の商店街のレッキとした店の経営者である。目下、商店街の人たちの懸案は、街の真中に建設中のゴミ焼却炉で、孫作や次郎たちは共同で反対運動を進めているところだった。ある日、二人はもと赤羽工兵連隊長徳之助のアイディアで、花村代議士に陳情作戦に出た。だが、そう簡単にことは運ばなかった。そんなかたわら、東口商店街の次郎と、西口商店街の孫作はお互にダンピングで客を呼ぼうと懸命だった。客の方は大喜びだが、あわてたのは大手メーカーで、ひそかにGメンを送り込んで内情を探らせた、折りも折りいい品物を格安に卸すという、うまい話を、早坂珠子と名乗る女が次郎に持込んできた。この話に飛びついた次郎は、早速、ミンクのコートなどを半額以下の値段で売り出したから、たちまち、評判になってしまった。一方、これを指を喰わえて見ていた孫作も、珠子と交渉を始め、品物を安く卸してもらった。ところがまもなく、かつてヤミ屋時代に次郎たちが世話になった松木警官に、二人の店は再び手入れを受けた。実は珠子は全国に指命手配中の、白浪お珠と呼ばれる万引き常習犯だったのだ。しかし、次郎と孫作の店が閉じては安い品物を貰えないと訴える主婦連の尽力で、二人は翌朝、釈放された。そして、激しい商戦で値くずれがつづいたため、赤羽に物価安定促進会が生まれ、初代会長に徳之助がおさまった。一方ゴミ焼却炉の建設工事は、反対運動にもかかわらず、着々と進んでいた。しかし、こんなことでへこたれる彼らではない。東西商店街連合会を誕生させた次郎と孫作は、手を握って、赤羽発展のために力を合わそうと誓うのだった。

「喜劇 駅前開運」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「喜劇 駅前開運」のスペック

基本情報
ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1968
公開年月日 1968年2月14日
上映時間 95分
製作会社 東京映画
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ

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