解説
「漫才学校 爆笑八人組」「漫才学校 第二部 ガヤガヤホテル」に続く「漫才学校」の第三部で前作同様、松竹、上方演芸、京都映画の提携作品。秋田実の原作から「漫才学校 第二部 ガヤガヤホテル」の中山隆三が脚色、同じく穂積利昌が監督、西川亨が撮影を担当。出演者も、「漫才学校 第二部 ガヤガヤホテル」の蝶々=雄二、ワカサ=ひろし、Aスケ=Bスケ、いとし=こいし、「別れの一本杉」の片山明彦、「この女に手を出すな」の幾野道子、「恐妻一代」の草間百合子など。
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「漫才学校 第三部 ゴリラ大暴れ」のストーリー
楽しい夏休みも終り、二学期が始まる。だがAスケ、Bスケ、いとし、こいし君らは、キャバレー“マドンナ”の女給ナナ子に夢中で、蝶々先生の講義にも欠席。様子を見に行った小使の雄さんまで、女給かほるに熱を上げる始末。お冠りの蝶々先生は内偵に乗り込むが、これまた美男ボーイの浩一君に御機嫌斜めならず。しかし翌日、蝶々先生新発明の嘘発見機で、キャバレー通いを白状させられた生徒一同。先生が去った後、インチキ機械のカラクリを発見し、仕返しを相談。翌日の夕方雄さんが先生の許に斉らしたのは山田太郎と署名したラヴレター。恋愛学講義の実践ここにあり、と約束の時間、公園のベンチに駈けつけた先生は首吊り男を発見、様子を見ていた生徒と協力して助けてみれば、いつぞやの浩一君。失業を苦に自殺を計ったと判り、生徒のペテンで黒星をつけた先生も彼を小使に傭い入れる。処が或る日、東京旅行にと生徒が貯金していた手提金庫が盗まれ、浩一君も失踪。愚痴たらたら、動物園へ遠足に出かけた一同は、檻を破った大ゴリラが幼児を拐って逃げるのを見て奮起一番、警官隊と協力、追跡を開始。火薬庫に逃げ込んだゴリラをお猿に扮したBスケ君がイナしている間に先生は幼児を救出。駈けつけたナナ子と浩一君の話から、幼児は二人の愛の結晶と判る。彼の非行も子供故と許した一同は、漫才学校の校歌も高らかに帰途に就く。
「漫才学校 第三部 ゴリラ大暴れ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「漫才学校 第三部 ゴリラ大暴れ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1956 |
公開年月日 | 1956年12月19日 |
上映時間 | 58分 |
製作会社 | 松竹=上方演芸=京都映画 |
配給 | 松竹 |
レイティング | |
カラー/サイズ | モノクロ |