解説
40歳を過ぎた独身主義の男が、突然子供を欲しいと思い、おなかを貸してくれる女性を探す姿をコミカルに描く。製作はローレンス・ゴードンとハンク・ムーンジーン、製作総指揮はジェリー・トコフスキー、脚本はチャーリー・ピータース、監督は作家、TV演出家、俳優と多芸多才のデイヴィッド・スタインバーグが劇場用映画を初めて担当する。撮影はボビー・バーン、音楽は「ノーマ・レイ」のデイヴィッド・シャイア、美術はジャック・コリス、編集はドン・キャンバーン、衣裳はアルバート・ウォルスキーが各々担当。出演はバート・レイノルズ、ビヴァリー・ダンジェロ、ノーマン・フェル、ポール・ドゥーリー、エリザベス・アシュレー、ローレン・ハットンなど。
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「結婚しない男」のストーリー
今日、44歳の誕生日を迎えたバディ・エバンス(バート・レイノルズ)は会社重役であり、男っぷりも悪くない。欠けているものといえば子供ぐらいのものだが、独身主義を守り通して来たのだから、こればかりは仕方のないことだと思っている。彼の誕生日を祝って弁護士のカート(ポール・ドゥーリー)と医者のラリー(ノーマン・フェル)は行きつけのレストランに集まった。だが、ふとしたことで、子供が欲しいと思うようになる。子供を生むだけの女性を雇ったらいいと思いつき、カートとラリーに相談し、ウェイトレスのマギー(ビヴァリー)にも意見を求める。早速、候補者の面接が始まった。インテリア・デザイナーのジェニー(ローレン・ハットン)を候補者と間違えて追いかけ廻したりもした。そのドサクサにまぎれて、マギーと契約が成立した。バディは妊娠したマギーの食事にまでうるさく口を出すようになり、眼が届くようにと、マギーを自分のマンションヘ引っ越しさせてしまう。マギーはバディが子供を欲しがる気持ちを理解するようになるが、バディの女遊びがおさまる気配は一向にない。ゴージャスな美女ソフィア(エリザベス・アシュレー)を連れてきて、マギーとはち合わせしたこともあった。マギーは契約を守らず、子供をバディに渡さない決心をした。立ち去ったマギーの書き残したメモを見て、バディは始めて気がついた。自分はマギーを愛していたのだと。結婚を申し込み2人が牧師の前で誓いの言葉を言い終るや否や、花嫁は分娩室に駆けこんだ。
「結婚しない男」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「結婚しない男」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1981 |
公開年月日 | 1982年3月27日 |
製作会社 | ゴードン/ムーンジーン/トコフスキー・プロ作品 |
配給 | パラマウント映画=CIC |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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