セイント・クララ

せいんとくらら Saint Clara
上映日
1997年6月14日

製作国
イスラエル

制作年
1996
上映時間
89分

レーティング
ジャンル
ファンタジー

check解説

近未来のイスラエルを舞台にした新感覚派ファンタジー。原作はチェコスロバキアの作家エレナ・コホウトとパヴェル・コホウトが1960年代の末に書いた『聖なるクララの思い』。監督・脚本はドキュメンタリー畑出身の新鋭アリ・フォルマンとオリ・シヴァン。主演はイスラエルの国民的アイドル、ルーシー・ドゥビンチック。共演はハリル・エロハフ、ジョニー・ピーターソン、マヤ・メイロン、メナシュ・ノイほか。96年ハイファ国際映画祭グランプリ、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭審査員特別賞を受賞。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る

ユーザーレビュー

「セイント・クララ」のストーリー

1999年、放射能危機にさらされた小さな工業都市で奇妙な事件が起こった。町の中学のクラス全員が数学のテストで満点を取ったのだ。教師たちはカンニングがなかったか、調査を始めた。ほどなくロシアからの移民クララ・チャノフ(ルーシー・ドゥビンチック)という少女に予知能力が備わっていることが判明した。クララの能力は彼女の家系に特有のもので、初恋とともに現われ、その恋が成就すると消えてしまうのだという。クラスのリーダー、エディ・ティケル(ハリル・エロハフ)と親友のロージー(ジョニー・ピーターソン)は、クララの予知能力を利用して、学校に革命を起こそうとしたが、二人ともがクララに恋をしてしまい、仲違いする。そんなティケルにクララは以前から好意を抱いていた。ある日、ティケルは思いきってクララを映画に誘った。その夜、クララが「地震がおこる」と予言したことで、街は大騒ぎになる。誰もいない映画館で初めての口づけを交すデートするクララとティケル。その時、地震で映画館が崩壊する。クララはティケルへの想いとともに、能力が消えていくことを感じた。

「セイント・クララ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「セイント・クララ」のスペック

基本情報
ジャンル ファンタジー
製作国 イスラエル
製作年 1996
公開年月日 1997年6月14日
上映時間 89分
製作会社 トランスファックス・フィルムズ=パラライト・プロ作品
配給 アップリンク
レイティング

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
1997年6月下旬号 特集 セイント・クララ 作品評
特集 セイント・クララ アリ・フォルマン&オリ・シヴァン監督 インタビュー
COMING SOON【新作紹介】 セイント・クララ

今日は映画何の日?

注目記事