解説
不思議な力を持つ少年の姿を描くファンタジー・ロマン。監督・脚本は新鋭ヴィクター・サルヴァ。製作は「G.I.ジェーン」のロジャー・バーンバウムと「ブラインド・フューリー」のダニエル・グロドニック。製作総指揮は「ネゴシエーター」のライリー・キャスリン・エリス、ロバート・スヌーカルの共同。撮影は「秘密の花園」のジャジー・ジーリンスキー。音楽は「危険な動物たち」のジェリー・ゴールドスミス。美術は「リービング・ラスベガス」のウォルドマール・カリノウスキー。編集はデニス・M・ヒル。衣裳はベッツィー・コックス。特殊メイクは「バットマン」のジョーカーの特殊メイクを担当したトーマス・R・バーマンと、バリ・ドレイバンド・バーマンのコンビ。主演はTVシリーズ『インディ・ジョーンズ 若き日の冒険』のショーン・パトリック・フラナリー。共演は「ニクソン」のメアリー・スティーンバーゲン、「エイリアン3」のランス・ヘンリクセン、「インデペンデンス・デイ」のジェフ・ゴールドブラムほか。
ユーザーレビュー
「パウダー」のストーリー
嵐の夜、雷に打たれた妊婦が担ぎこまれてきた。奇蹟的に赤ん坊を産んで間もなく、母親は息を引き取った。数年後、テキサス州イートン、郊外の農家で老人の死体が発見された。彼の孫息子パウダー(ショーン・パトリック・フラナリー)は施設に引き取られることになった。初めて見る外の世界。施設でいじめにあうパウダーだが、彼の不思議な力の前には、いじめっ子もなすすべがない。高校に通い始めたパウダーは物理の実験中に失神する。物理の教師ドナルド・リプレイ(ジェフ・ゴールドブラム)は彼の身体があらゆる電気エネルギーを引きつける存在であることを確信した。知能テストが行われ、パウダーは世界で一番知能が高いと判断された。彼に心を開く人が増えた。町のカーニバルの日、クラスメートのリンゼー(ミッシー・クライダー)と初めての口づけを交す。だがリンゼーの父親に仲を引き裂かれた。パウダーのショックは大きかった。リプレイは彼を慰める。施設を出たパウダーは懐かしい祖父の家へ向かう。心配してやって来たリプレイらの前でパウダーは天使のように飛び立った。
「パウダー」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「パウダー」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ファンタジー |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1995 |
公開年月日 | 1997年4月19日 |
上映時間 | 110分 |
製作会社 | キャラヴァン・ピクチャーズ=タッチストーン・ピクチャーズ作品 |
配給 | ブエナ ビスタ |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビーSRD |
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