解説
フル3DCGアニメーションで描く昆虫のアリが活躍する冒険ファンタジー。監督はMTVやCMで活躍したエリック・ダーネルと、「シンプソンズ Homer3」のティム・ジョンソン。脚本は「カーテン・コール」のトッド・アルコットとクリス・ウェイツ、ポール・ウェイツ。音楽は「ザ・ロック」のハリー・グレッグソン=ウィリアムスと「フェイス/オフ」のジョン・パウエル。声の出演は「地球は女で回っている」「ワイルドマン・ブルース」のウディ・アレン、「スフィア」のシャロン・ストーン、「クリムゾン・タイド」のジーン・ハックマン、「大いなる遺産」のアン・バンクロフト、「コップランド」のシルヴェスター・スタローン、「マウス・ハント」のクリストファー・ウォーケンほか。
ユーザーレビュー
「アンツ」のストーリー
Z(声=ウディ・アレン)は体力がないのにトンネル工事を強いられている働きアリ。自分の望む道は他にあると信じる夢想家でもある。Zの住むコロニーでは、マンディブル将軍(声=ジーン・ハックマン)が独裁的に振舞っていた。甘やかされて育った王女バーラ(声=シャロン・ストーン)はマンディブルと婚約していたが、将軍との結婚など考えたくもなかった。バーラはお忍びでバーへ行き、偶然Zと知り合う。バーラに魅せられたZは、親友の兵士アリであるウィーバー(声=シルヴェスター・スタローン)と入れ替わり兵士として観兵式に出てバーラと再会しようとする。が、Zは精鋭部隊の兵士として白アリ軍団との戦いに駆り出されてしまう。戦いは壮絶なものとなるが、ひょんなことでZだけが生き残り、英雄として祝福される。しかしZが兵士アリでなく働きアリであることがバレてしまい、焦ったZはバーラをさらって逃亡してしまう。Zは勝ち気なバーラと衝突しながらも、幾度のトラブルも乗り越え昆虫の楽園インセクトピア(公園のゴミ箱)にたどり着く。いつしか心を通わせたZとバーラだが、バーラは追手に見付かりコロニーへ戻されてしまう。一方将軍はトンネル開通式の日に働きアリたちをトンネルに閉じ込めて水責めで殺し、独裁国家を作ろうと企んでいた。Zはコロニーへ戻って皆にマンディブルの陰謀を報せ、人柱ならぬアリ柱を作りトンネルから地上へ出ることに成功する。将軍を倒し、真のヒーローとなるとなったZは、バーラと結婚し、自分の望んだ道と思い直し、またコロニーで働きはじめるのだった。
「アンツ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「アンツ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ファンタジー |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1998 |
公開年月日 | 1998年11月14日 |
上映時間 | 83分 |
製作会社 | ドリームワークス作品 |
配給 | UIP |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビーSRD/DTS/SDDS |
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