解説
国を越えた人気を博して国際エミー賞など数々の賞に輝いたTVコメディ・シリーズ「ミスター・ビーン」の劇場版。日本でもNHKが不定期で深夜に放送したにもかかわらず口コミで噂が広まり高視聴率を記録して一大ブームとなった。監督はCMや喜劇舞台の演出でも知られる「彼女がステキな理由〈ワケ〉」のメル・スミス。製作はTVシリーズも手掛けピーター・ベネット・ジョーンズ、「ファーゴ」のティム・ビーヴァンとエリック・フェルナー。脚本は「フォー・ウェディング」のリチャード・カーティス(製作総指揮も)と劇場及びTVの脚本で活躍するロビン・ドリスコール。撮影は「バッド・フェロー」のフランシス・ケニー。音楽は主にTVで活躍するハワード・グッドオール。美術は「ファースト・ワイフ・クラブ」のピーター・ラーキン。編集は「ネバー・エンディング・ストーリー2」のクリストファー・ブランデン。「フォー・ウェディング」のローワン・アトキンソンがTV版同様タイトルロールを演じる。共演は「レスリー・ニールセンのドラキュラ」のピーター・マクニコル、「ジュニア」のパメラ・リード、「マッド・ドッグス」のバート・レイノルズほか。
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「ビーン」のストーリー
イギリス国立美術館の幹部たちは「美術館史上最悪の監視員」ビーン(ローワン・アトキンソン)を、アメリカ絵画の傑作「画家の母親」の披露スピーチを依頼してきたカリフォルニアの美術館に、その道の権威と誤魔化して派遣する。さっそく空港で大騒動を起こしたビーンは、キュレーターのデイヴィッド(ピーター・マクニコル)の家に泊まることになったが、妻や子どもたちは家を出ていってしまう。それだけにとどまらず、なんと「画家の母親」を破損させる。さすがのビーンもこれには反省し、「画家の母親」のポスターを細工して展示する。披露の当日、細工はばれず、しかもビーンのスピーチが意外にも人々の心を打った。そこへデイヴィッドの娘が交通事故にあったとの知らせが…。偶然にもビーンは娘の意識を回復させてしまう。帰国したビーンの部屋には「画家の母親」が飾られていた。
「ビーン」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ビーン」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | イギリス |
製作年 | 1997 |
公開年月日 | 1998年3月21日 |
上映時間 | 90分 |
製作会社 | ワーキング・タイトル・プロ作品 |
配給 | ギャガ・コミュニケーションズ=ヒューマックス・ピクチャーズ |
レイティング |
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